港をただよう船と風船と風向きを考える

リチウムイオン電池の代替となる鉄イオン電池が研究されている



スマホやコードレスの家電など買う多くの電気製品の電源としてリチウムイオン電池が活躍しているのですが、高すぎる需要による価格の高騰や環境への負担増などから、リチウムイオン電池の代替となる鉄イオン電池が研究されているそうで、インドの大学の研究チームが、入手しやすく価格も安い鉄を利用した鉄イオン電池が世界で初めて開発されたのだそうです。

リチウムイオン電池の場合は、過充電に伴う危険を回避するために充電のしすぎなど保護する機能が必要のようですが、比較的扱いやすく入手しやすい鉄を使用することで、多少パフォーマンスが低いようですが、リチウムイオン電池の代替となりうる可能性を秘めた鉄イオン電池が開発され、リチウムイオン電池のようなショートなどの危険性が低く、製造コストもより低くメリットがあるようです。

鉄イオン電池の充電できる回数やパフォーマンスをもっと高くできれば、鉄の入手しやすく材料や製造コストが低く抑えられることから、リチウムイオン電池の代替となる可能性がありそうです。

ノートパソコンやスマートフォンで使われているリチウムイオン電池などが発火するなどの事故がニュースになっていることがありますが、鉄イオン電池のほうがショートなどの危険性が低いということは、もしも代替えできればよりセーフになる可能性があるのかもしれませんが、十分なパフォーマンスが出せるようになるのは、まだ先なのかもしれません。