2018年10月08日
農業が開始される以前にパンは食べられていた
これまでパンの起源は農業が開始された約1万年前からだと考えられていたそうですが、実際にこれよりも古く楽に14400年前にはすでにパンが存在していたことが分かったのだそうで、農業が開始される以前にパンは食べられていた事になります。
ナトゥフ文化の住居か儀式に使用する建物なのかわからないそうですが、暖炉に残っていたハン粉のような堆積物を調べたところ、想像以上に古いものだとのだそうで、当初のパンはトルティーヤのようなものだったのでないかと予想されるそうです。
農業するという習慣のない当時の人々は、野生の小麦や大麦を見つけて集め食料としてパンを作っていたとこのことですが、時代的には狩猟時代にすでにパンを食べていたということは、これまでのイメージとはちょっと違うような感じがします。
仮にこれを日本に当てはめると、稲作が始まる弥生時代よりも前の縄文時代に、農業はしていないけれど米を食べていたようなものなので、農業とパンについても歴史的な考え方が変わってくるかもしれませ。
Posted by swamp0kq at
07:40